広島の平和記念公園と原爆ドーム
原爆ドームの悲惨さと平和な公園の対比に、平和を思う…
世界の恒久平和を願い、爆心地に近い場所に建設された広島の平和記念公園。その公園(中央部分)に立つと、直線上に原爆ドームが位置していることが分かります。
平和大通りに架かる「平和大橋」から見える原爆ドーム。 近いのにとても小さく見えます。
お出かけ時期、雰囲気等の参考にしていただけたら嬉しいです。
平和大橋西詰(信号)から見た平和記念公園。 正面は広島平和記念資料館・本館。
広島平和記念資料館は、2017年2月(予定)まで改修工事が行われ、一部(東館等)が閉鎖されています。 ※本館のみ開館。
正面から見た原爆死没者慰霊碑(広島平和都市記念碑)。 その奥に原爆ドーム。
原爆死没者慰霊碑の先にある平和祈念像。
高さ9mの「原爆の子の像」。
三脚のドーム型の台座の頂上に金色の折鶴を持つ少女のブロンズ像。
碑文「これはぼくらの叫びです これは私たちの祈りです 世界に平和をきずくための」
左右には「明るい未来と希望の象徴」である少年少女の像が…
原爆で亡くなった多くの子どもたちの霊を慰め、世界に平和を呼びかける目的で作られました。
原爆の子の像に捧げられる多くの折り鶴を雨露から守る為、2002年(平成14年)に整備された屋根付きの「折り鶴台(ブース)」。
公園の中間地点(広島市レストハウス付近)から見た原爆死没者慰霊碑。
平和の観音像(平和乃観音像)。
平和記念公園の北側一帯にあった(消えた町)中島本町に対する惜別の情と犠牲者への慰霊の為に建立されました。
韓国人原爆犠牲者慰霊碑。
強制労働等により広島で被爆した韓国人原爆犠牲者の慰霊と、再び原爆の惨事を繰り返さないことを願う為に建立されました。
亀は「死者の霊は亀の背に乗って昇天する」という故事に倣ったもの。
氏名不詳や一家全滅等、引き取り手のない遺骨を供養する為に建立された原爆供養塔。
全ての核兵器と戦争のない平和共存の世界を達成することを目指し、その精神文化運動のシンボルとして作られた「平和の鐘」。
宇宙を表現したドーム型の屋根が4本の柱に支えられています。
対岸から見た原爆ドーム。
広島県の様々な物産を展示する為に「広島県物産陳列館」として開館し、原爆投下当時は広島県産業奨励館と呼ばれていたそうです。
ヨーロッパ風の建物で、博物館・美術館としての役割も担っていました。
写真は2016年7月に撮ったものです。
原爆ドーム前には
外国人観光客の姿がたくさん!
参考・参照
▷ 平和記念公園:見どころ:広島市の観光ガイド ひろしまナビゲーター
▷ 原爆ドーム:見どころ:広島市の観光ガイド ひろしまナビゲーター
▷ 平和記念公園内 スポット案内板