母の為に建立した寺院で家族を想う…「耕三寺」
超有名寺社の建築物を「原型」とした華やかな堂塔を見て歩く!
瀬戸内海の生口島・瀬戸田にある耕三寺(こうさんじ)は、耕三和上が母親の菩提寺として30年余の歳月をかけて建立した寺院。その為 「母の寺」とも呼ばれ、世の中の全ての母親に心から感謝し、家族のことを思い、心を込めて参拝してほしい…という思いで公開されています。
耕三寺の山門。 ド派手な鋼鉄の扉が開くのは朝9時。
お出かけ時期、雰囲気等の参考にしていただけたら嬉しいです。
山門の前後(手前とくぐった先)には、蓮の花が咲いています。 ※7月撮影
山門右側には「耕三寺」、左側には「耕三寺博物館」と刻まれています。
中門をくぐった先にも蓮の花。 ※振り返って撮った中門。
中門を中心に、左右に続く回廊「羅漢堂」。
写真は、耕三寺(境内)のほんの一部です。
右手がチケット売り場、その奥が蓮池の庭。 左側が万葉の庭。 灯籠奥に見える屋根は「礼拝堂」。
チケット売り場横に境内MAPがありますので、じっくり見てから進むといいと思います。
チケット(入館券)は大人1,400円。 人気上昇中の「未来心の丘」も見れる共通券です。
礼拝堂には、耕三和上の俳句「世の母はみな観世音花の春」が。
礼拝堂の先には、五重塔。 階段の上にあるので、とても高く見えます。
奈良・室生寺五重塔(国宝)を模して造られたそうです。
階段上って左手には「僧宝蔵」。
右手には「法宝蔵」。
その先に更に階段があり、階段手前(右側)には立派な鳥の銅像が。
鳥の奥に見えるのは、日光東照宮の陽明門を模して造られた「孝養門」。
階段手前(左側)には、耕三和上の俳句「世の母はみな観世音花の春」。
孝養門の彫刻がすごいので…
上の方を見ていると、階段から落ちそうになります。
危ないので、足下には十分お気をつけ下さい。
孝養門の屋根には… 風神雷神でしょうか…
孝養門から見た五重塔。 意外に近すぎて、全体が写りません。
写真は2016年7月に撮ったものです。
まだまだ続く!耕三寺様式の数々!
参考・参照
▷ 瀬戸田 耕三寺博物館
▷ 瀬戸田 耕三寺博物館|耕三寺
▷ 尾道~瀬戸田航路|瀬戸内クルージング
▷ 耕三寺パンフレット