神の山・弥山頂上に上る道のり(獅子岩駅 - 頂上)
若い人なら30分で上れる登山道ですが、年配者は1時間かかるかも!
広島・宮島の中央にある、標高535mの山弥山(みせん)は、古くから宮島信仰の聖地。「せっかく宮島まで来たのだから、弥山にも上ってみよう!」と軽い気持ちで上ると大変なことになるかもしれません。 せめて、運動靴と着替えはお持ちになって登山に向かってください!
こちらは、フェリーとロープウェーのセット券「宮島弥山エンジョイチケット」 1,800円。 ※宮島汽船
お出かけ時期、雰囲気等の参考にしていただけたら嬉しいです。
下りの最終便は17:00。 これに乗り遅れると、自力で下山となります。
紅葉谷駅~榧谷(かやたに)駅までの第一ロープウェーは4人乗り(最大6人乗り)。
少人数乗りの搬機を所定の間隔で順次出発させる「循環式ロープウエー」。
紅葉谷駅~榧谷駅までの乗車時間は10分。 意外と高い場所を運行している為、少し怖く感じました。
写真は、弥山登山コースの道のり… の一部です。
榧谷駅(かやたに)で、最大30人乗りの大型ロープウェーに乗り換え、4分で獅子岩(ししいわ)駅に到着。※運転間隔は約15分。
※日暮れ時間が迫っていたのと、雷発生で時間がなくなった為、獅子岩駅展望台の写真は撮れていません。
獅子岩(ししいわ)駅から弥山頂上までは1キロ。 出来ればこの獅子岩駅で、飲み物を買ってから進みましょう。
しかし、スタート直後は下り坂。 意外と滑るので注意が必要です。
その下り坂が、かなり長く続き、この後どれだけ上ることになるだろう。。。 と不安に…
予想通り、突然上り階段が現れます。
所々… 地面や階段が濡れていて危ないと感じる場面も…
一度見晴らしのいいスポットがあり、そこを過ぎると弥山本堂エリアに到着します。
こちらが弥山本堂(みせんほんどう)。
※このエリアにある自動販売機は1本200円〜300円ほどするそうです。
弥山本堂の向かいにあるのは「消えずの霊火堂」。この横の階段を進むと頂上です。
806年に弘法大師が修法を行った際の霊火が今も「きえずの火」として燃え続けてます。
消えずの霊火堂横の急な階段を上ると「三鬼堂」が。 天狗をお供に強大な神通力で衆生を救うとされる「鬼の神」を祀る御堂です。
この辺り、あまり詳しい案内板がありません。もし、この地蔵尊が見えてきたら、頂上への方向ではないので、「消えずの霊火堂」まで戻り、階段を上ってください。
写真は2016年7月に撮ったものです。
せっかくここまで来たのだから!と上り始めましたが、すぐに「大変な所に来てしまった…」と後悔。暑い日だったこともあり、すれ違う方々の表情にも(下山なのに)苦痛の色が見え、この登山コースがキツいということを痛感させられました。 ※7月中旬
大きな岩がごろごろ!
あと少し!でもキツい! 弥山頂上
参考・参照