呉で戦史を知り平和を感じる!海事歴史科学館「大和ミュージアム」
呉で建造された133隻の艦艇、そして10分の1大和と実寸大前甲板も必見!
呉市海事歴史科学館、愛称:大和ミュージアムは、呉海軍工廠で造られた最大の船『戦艦大和』を展示していることで有名な、戦争と造船・科学技術の展示を中心とする歴史科学館です。
呉市海事歴史科学館は、2005年4月に開館しました。
館内の雰囲気等、参考にしていただけたら嬉しいです。
館内での飲食・ペットの入館・映像や一部資料の撮影は禁止です。
2015年4月に10周年を迎えた大和ミュージアムのチケット(2016年7月)。
フラッシュでの撮影は禁止されています。 三脚・一脚も禁止。映像撮影も禁止です。
1F [A] 呉の歴史… エリア
日本一の海軍工廠、東洋一の軍港となった呉の歴史が紹介されています。
写真は、大和ミュージアムのほんの一部です。
戦艦から空母への移り変わりを展示しながら、日本の戦局を紹介しています。
呉海軍工廠で建造された全艦艇133隻とその他特殊兵器の一覧。
これだけの艦艇が作られていたという事実に、まずは驚かされます。
1F 大和ひろば。 全長26.3mある、実物の10分の1サイズの戦艦「大和」。
寄贈:大新グループ 創業者の新田祐生氏。
設計図・写真・調査映像などを元に再現した1/10戦艦「大和」。乗り組員もいるようですので、近くでご覧ください。
1F [B] 大型資料展示室。 手前にあるのは特殊潜航艇「海龍」。
ゼロ戦は、零式艦上戦闘機六二型。
琵琶湖に不時着し、水没していた零戦を復元したものだそうです。
特攻兵機「回天」十型の試作機。 太平洋戦争末期の旧日本海軍が「人間魚雷」として開発した日本初の特攻兵器だそうです。
戦艦「大和」は1941年12月に竣工し、1945年4月に沈没するまでの約3年間、祖国を守る為に戦った世界最大の戦艦。
こちらは3F [C] 船をつくる技術… エリア。
親子で楽しく学べるコーナーがいろいろ用意されています。
フェリーと高速船の操縦を体験できる操船シミュレーター。
3F [D] 未来へ… エリアには大和シアターがあり、JAXAの資料映像や、CG映像「大和の建造プロセス」等が上映されています。
未来へのメッセージ。阿川弘之名誉館長をはじめとする識者からのメッセージが並んでいます。
写真は2016年7月に撮ったものです。
1945年4月に戦艦「大和」が沈没し、戦死した乗組員は約3000人。その夏には空襲で呉の街が焼かれ、多くの尊い命が犠牲になりました。大和ミュージアム1Fは、呉の造船技術の歴史だけでなく、戦争の恐ろしさ・悲しさを思い起こさせてくれる展示が並んでいます。
屋外展示も必見!
戦艦「大和」の実寸大・前甲板で大和の大きさを体感!
参考・参照
▷ 呉市海事歴史科学館 大和ミュージアム
▷ 大和ミュージアムパンフレット