呉で戦史を知り平和を感じる!海事歴史科学館「大和ミュージアム」
呉で建造された133隻の艦艇、そして10分の1大和と実寸大前甲板も必見!
世界最大の戦艦「大和」を中心に、呉の歴史を語る際には絶対外せない造船・科学技術や戦争に関わる資料・兵器などを展示する大和ミュージアム。オープンから10年あまり経った2015年5月に来館者1000万人を達成したそうです。
3Fから見た大和ひろばの1/10 戦艦「大和」。
館内の雰囲気等、参考にしていただけたら嬉しいです。
長さは263m、全幅38.9m、排水量は64.000トン(基準)と… 史上最大の超大型戦艦だったそうです。
3Fから見た零戦と特殊潜航艇。
3Fの窓からは呉港が見渡せます。 ※4Fの展望テラスからは呉港が一望できます。
スタッフに声をかけると、自分のカメラで撮影してくれるそうです。
写真は、大和ミュージアムのほんの一部です。
1F入口横にあるミュージアムショップでは、戦艦「大和」の関連グッズを中心とした様々な商品が販売されています。
ミュージアムの外に出ても、いろんな展示があります。 こちらはレンガパーク。
レンガパークには、戦艦陸奥の主砲身、スクリュー、主舵などの引揚品が展示されています。
レンガパークから駐車場を抜けて港方面に出ると、芝生広場が広がります。こちらは潜水調査船「しんかい」。
少し先(海側)には大和波止場があり、戦艦「大和」前甲板の左半分が実寸大で表現されています。
1945年(昭和20年)沖縄へ海上特攻作戦に出撃。九州南西沖でアメリカ軍の攻撃を受け沈没した戦艦「大和」… の説明。
戦艦「大和」の「甲板」を実寸大で表現した波止場(海辺のデッキ)。艦橋に立って見ると「なるほど!」と思います。
こちらは大和の艦橋(かんきょう)を再現したもの(説明)。
艦橋とは、軍艦の甲板上の檣楼内など高所に設けられた指揮所のことですが、意外と小さい…
続いて、戦艦「大和」46センチ主砲(説明)。
こちらのことだと思われます(46センチ主砲)。
戦艦「大和」の甲板がとても広いことが分かり、作られた方々のアイディアが詰まった大和波止場。 ミュージアムの後に必ず寄って欲しい場所です!
誓いの錨(左)と主錨。 誓いの錨に刻まれている文章がぐっときます。
大和の船首部分も再現。
こちらは大和の主錨。
呉港から見た大和ミュージアム。
写真は2016年7月に撮ったものです。
戦艦「大和」が東シナ海に沈んで70年以上経った2015年、戦後70年をテーマにした映画やドラマがたくさん放送された影響もあり、訪れる人が増え『来場1000万人』を達成した大和ミュージアム。10分の1戦艦「大和」や、その他の大型展示を含め、展示エリアをじっくり見る為には2時間以上は必要かもしれません。
旅の「ついで」ではなく、お隣の海上自衛隊呉史料館(てつのくじら館)を含め、しっかり時間を確保してお出かけください!
参考・参照
▷ 呉市海事歴史科学館 大和ミュージアム
▷ 大和ミュージアムパンフレット