江戸時代にタイムスリップ!? 日本最大の禅寺「妙心寺」
甲子園球場の8倍という広い敷地に、46もの塔頭!
退蔵院は、室町時代に京都市内に創建され、その後妙心寺山内へ移転。
応仁の乱で妙心寺の伽藍と共に焼失しましたが、永正年間(1504〜21)に現在の地へ再建された約600年の歴史を誇る屈指の古刹で、境内には江戸時代の庭園とされる方丈庭園と昭和40年(1965年)に新しく作られた「余香苑」の2つの庭があり、一年を通して四季を感じられる場所です。
退蔵院・入口「山門」。
お出かけ時期、雰囲気等の参考にしていただけたら嬉しいです。
山門を入り、細い道を抜けると本堂(方丈)です。
観世音菩薩像。
写真は、退蔵院の一部です。
応仁の乱後、1597年に再建された方丈。江戸時代、宮本武蔵が修行に励んだ場所…とも言われています。
方丈の板戸に描かれていた二羽の鶴…
山水画・如拙(じょせつ)の現存する最高傑作と伝わる国宝の瓢鮎図。
全体的に狭いですが、とても品がいいと感じる境内。
塀に沿った細長い道を進みます。
方丈の西南角にある、とてもかわいらしい手水鉢。
「余香苑」の入口付近。手前に写っている枝が「そうだ 京都、行こう」のポスターになった紅しだれ桜。
春にもう一度訪れたい… 紅しだれ桜。
余香苑に入って、すぐ左手にある「陽の庭」と「陽の庭」の一部。
余香苑から瓢箪池に続く道。
透き通った音が聞こえるという、水琴窟(すいきんくつ)。
こちらの建物は、どの位置からも庭を一望できるという「大休庵」。
ひょうたんを形取った窓が印象的。
お抹茶(瓢鮎菓子付)一服500円。
大休庵から見る「瓢箪池」
帰り際、山門から見える「三門」。境内で唯一の朱塗りの建物です。
写真は2014年11月に撮ったものです。
公式サイトには、四季折々の写真が掲載されています。その写真を見たら、春・夏・秋・冬、全て行ってみたくなるかもしれません!
参考・参照
▷ 京都花園 臨済宗大本山 妙心寺参考・参照
▷ 退蔵院|京都 妙心寺