国宝・文化財の宝庫!世界遺産「仁和寺」
皇室とゆかりが深く、遅咲きの御室桜が有名!
仁和寺は、本尊を阿弥陀如来とする真言宗御室派総本山の寺院。皇室出身者が仁和寺の代々門跡(住職)を務めたことから、皇室とゆかりの深い寺とされています。また、大正13年に国の名勝に指定された「御室桜」も有名。
きぬかけの路から見ると、石段の上に建っている為、とても大きく見える、高さ18.7mの「二王門」。
お出かけ時期、雰囲気等の参考にしていただけたら嬉しいです。
重層・入母屋造・本瓦葺と… 平安時代の伝統を引く継ぐ和様で統一されてるそうで、重要文化財に指定されています。
境内に入り、内側から見た「二王門」。
本坊の塀沿いにある「勅使門」。細かい彫刻装飾が目を引きます。
写真は、仁和寺(境内)のほんの一部です。
長い長い参道の先に見えるのは「中門」。
中門は、二王門と金堂の中間に位置し、伽藍中心部への入口になります。
中門をくぐるとすぐ左手に、遅咲きで有名な「御室桜」が広がります。
右手には「五重塔」が見えてきます。
国宝に指定されている「金堂」。仁和寺の本尊(阿弥陀三尊)を安置する御堂です。
堂内には、四天王像や梵天像が安置されていて… 現存する最古の「紫宸殿」だそうです。
※紫宸殿(ししんでん)とは、内裏において天皇元服や立太子、節会などの儀式が行われた正殿のこと。
こちらは「鐘楼」。袴のような板張りの覆いが特徴的で、重要文化財に指定されています。
「五重塔」も重要文化財に指定されています。
五重塔には、大日如来と、その周りに無量寿如来など四方仏が安置されているそうです。
五重塔の瓦屋根の先端にある模様は、大日如来を示す梵字のようです。
こちらは「霊宝館」。毎年4月からの60日間と10月からの50日間のみの開館…とのことですので、春と秋に訪れた方は是非…!
写真は2014年11月に撮ったものです。
仁和寺は、仏像・彫刻、仏画・絵画等の文化財も多く、1994年には「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されました。
参考・参照
▷ 世界遺産 総本山 仁和寺