石庭が人々を惹き付ける!世界遺産「龍安寺」
喧騒から離れ、静寂に包まれる特別な時間…
1994年に「古都京都の文化財」として世界遺産に登録された龍安寺。
宝徳2年(1450年)、元々貴族の別荘だったものを禅寺としたそうで、白砂敷きの中に15個の石組がある石庭は、枯山水庭園の代表作として世界的に有名です(特別名勝に指定されています)。
こちらは「山門」。左側にある拝観受付で拝観券を購入します。
お出かけ時期、雰囲気等の参考にしていただけたら嬉しいです。
世界的に有名で、たくさんの観光客を惹き付ける… 特別な世界への入口。
山門を入って左側に鏡容池があり、しばらく砂利敷の長い参道が続きます。
枯山水のある「庫裡」は、この先の階段を上ってすぐ…
道の途中に、とても優しいお顔をされた大仏様が…
写真は、龍安寺(境内)のほんの一部です。
こちらが「庫裡(くり)」の入口。
最初に中国の漢詩が書かれた屏風が迎えてくれます。
方丈の内部には、1953年から5年がかりで描かれたと言われる「龍と金剛山(北朝鮮)」の襖絵が…
白砂の上に大小15個の石が配されている枯山水庭園。
四方を築地塀に囲まれています。
平日の朝9時過ぎ… 既に縁側に座り静かな時間を過ごされてる方が…
山に近い場所なのに… 市内よりも紅葉は進んでいませんでした(11月初旬)。
方丈内の畳と襖絵の空間にも、静かな時間が流れているようでした。
お尻と足の裏に木のぬくもりを感じ、朝のさわやかな日差しに包まれ… とても贅沢な時間…
売店の前に「ミニ石庭」があります。
枯山水庭園の石は15個ですが、一度に全部は見えないとのこと…
湯どうふのお店「西源院」。日本庭園を眺めながらゆっくりと湯豆腐が味わえるそうです。
龍安寺の境内はとても広く、鏡容池を囲んで回遊庭園になっています。※とても気持ちのいい森といった感じです。
その昔、貴族たちが舟遊びをしたといわれる「鏡容池(きょうようち)」。
水面に映る紅葉。
写真は2014年11月に撮ったものです。
とても有名な龍安寺の枯山水庭園ですが、誰がいつ頃作ったのかは分からないそうです。境内はとても広いですが、石庭自体は小さく、自然を狭い空間に凝縮して抽象化した様子を表現した… と言われています。
参考・参照
▷ 大雲山 龍安寺 | Ryoanji