圧巻の紅葉!日本屈指の渓谷美「東福寺・秋の特別拝観」
京都で最も有名で、最も遅い紅葉が楽しめる!
11月〜12月までの間、モミジやトウカエデなどの紅葉が特に美しいとされる東福寺で、秋の特別・看楓拝観(かんぷうはいかん)が行われます。
2時間サスペンスドラマで見る機会の多い「通天橋」。
お出かけ時期、雰囲気等の参考にしていただけたら嬉しいです。
通天橋から見える臥雲橋。
開山堂への回廊「通天橋」は、洗玉澗という渓流に架けられていて、紅葉の名所として知られています。
東福寺のカエデの多くは、葉先が三つに分かれている、宋国原産の三葉楓。
写真は、秋の特別・看楓拝観のほんの一部です。
通天橋を渡りきり、少し上った所に、普門院(開山堂)があります。
普門院(開山堂)は、江戸期(1823年)に建立された比較的新しい建築物。
別名「常楽庵」というそうです。
開山堂から戻る際の回廊「通天橋」。ピーク時はここに長蛇の列… と聞きます。
こちらが洗玉澗(せんぎょくかん)と呼ばれる渓谷。
朱塗りの柿葺きの八角円堂は「愛染堂」。南北朝時代の建築物で、愛染明王が祀られています。
洗玉澗の紅葉越しの「通天橋」。 11月下旬には真っ赤っかになるそうです。
洗玉澗(せんぎょくかん)の渓谷にかかる小さな橋。
臥雲橋(がうんきょう)手前にもたくさんの紅葉があり、ピーク時の景色に期待が膨らみます。
紅葉だけではなく、苔も美しい渓谷。
渓谷を抜け、経蔵側の出口に向かう階段付近。差し込む朝日が美しい…
出口付近にも、見事な苔が…
渓谷をずっと眺めていた外国人観光客。
紅葉越しの経蔵。
渓谷出口(経蔵)付近の紅葉。
写真は2014年11月に撮ったものです。
秋の特別・看楓拝観の時期は、通常より早い時間から通天橋と普門院庭園の拝観が可能なので、朝早くから出かけると澄んだ空気の中で朝の日差しを浴びて輝く紅葉を楽しむことができると思います。
参考・参照
▷ 臨済宗大本山 東福寺 -日本最古の最大級の伽藍