東京でもこんなに美しい紅葉が見れる!? 殿ヶ谷戸庭園
紅葉時期:例年11月中旬〜12月上旬
美しい紅葉が見れると評判の殿ヶ谷戸庭園(随冝園)は、国分寺崖線の南側斜面を利用して作られた、植生と武蔵野の山野草と湧水を生かした回遊式林泉庭園。近年では「紅葉亭」から見る美しい紅葉風景を求め、外国人観光客も多く訪れるそうです。
JR国分寺駅(南口)を出て徒歩1分。この横断歩道を渡り、左に進むとすぐです。
お出かけ時期、雰囲気等の参考にしていただけたら嬉しいです。
開園時間は9:00〜17:00。
※随冝園(ずいぎえん)とは、この別荘の所有者だった江口定條(えぐちさだえ)が付けた別荘の名前。
入園料は、大人150円と、とてもリーズナブル!
※殿ヶ谷戸というのは、この地が昔「国分寺村 殿ヶ谷戸」という地名だったことから付けられた名前ということです。
開園は1979年(昭和54年)。1974年(昭和49年)に東京都が買取り整備、開園した庭園です。
まだまだ日によってバラつきがあるようですが、近年外国人観光客の来園が急増してるそうです。
武蔵野らしさが感じられる大芝生エリア。
日の当る方向によって、色が変わる芝生(落ち葉のジュータン)。
写真は、殿ヶ谷戸庭園のほんの一部です。
とても静かで落ち着いた庭園です。
かわいらしい萩のトンネル。その先には藤棚が。
南側には、梅や花桃が咲く小さな花木園(かぼくえん)があります。
南東側には竹林が続き、その先には殿ヶ谷戸庭園のメインエリア「次郎弁天池」が…
竹林から見た芝生エリア。
殿ヶ谷戸庭園でのいちばんの見どころである次郎弁天池。
少し高台にある「紅葉亭」から見る景色は絶景。
特等席は、競争率が高ようです。
本館は、昭和9年に岩崎家別邸として建てられた洋館。
地下水が湧き出す「ハケ」と呼ばれる崖線(がいせん)から出る湧水を利用して作られた次郎弁天池。
少し高台から見た竹林方面。
紅葉亭の特等席(前の席)は、4人掛け×2脚。
ただ、中(奥)からの景色もなかなかです。
紅葉亭の中央から見た景色。
紅葉亭横の池には鯉が泳いでいます。
池の奥には鹿おどしがあり、定期的に風情のある音を響かせています。
紅葉亭の裏側の園路で見かけたモミジ。
順路を進み、本館(サービスセンター)まで出ると終点。広さ18万㎡ ほどの小さな庭園です。
写真は2016年11月18日に撮ったものです。
1948年(昭和23年)に殿ヶ谷戸庭園(随冝園)として国の名勝に指定されたこの小さな庭園は、起伏のある地形を生かして整備された、季節毎にいろんな景色を楽しめる、とても素敵な日本庭園でした!
参考・参照
▷ 殿ヶ谷戸庭園|公園へ行こう! ※東京都公園協会
▷ 殿ヶ谷戸庭園|庭園へ行こう。 ※東京都公園協会
▷ 殿ヶ谷戸庭園パンフレット