• 木のぬくもりに癒される、日本最大級の伽藍「東福寺」

    京都で最も有名な紅葉の名所は夏も気持ちがいい!

京都でも1〜2位を争う紅葉の名所として知られる「東福寺」。東大寺と興福寺から1字ずつとって「東福寺」という名前になったそうです。三百六十余ヶ寺を統括する大伽藍(がらん)としても有名で、境内にそびえ立つ巨大な本堂と三門(国宝指定)も圧巻。夏もとても気持ちのいい場所です。

京都:東福寺

東福寺・勅使門。この門の傍に自転車置き場があります。

お出かけ時期、雰囲気等の参考にしていただけたら嬉しいです。

京都:東福寺の勅使門

東福寺の顔、壮大な"伽藍の正門"である『三門』。

京都:東福寺の三門

左右の山廊から上がると、釈迦像や羅漢像が安置されているそうです。

京都:東福寺の三門

建築様式は「折衷様」で、胡粉(ごふん)を塗った木口が特徴です。

京都:東福寺の三門

胡粉(ごふん)→腐食防止のために塗る貝殻の粉。

京都:東福寺の三門

 写真は、東福寺(境内)のほんの一部です。

東福寺の本堂は、明治14年に仏殿と法堂が焼失した後、昭和9年に仏殿兼法堂として再建されたそうです。

京都:東福寺の本堂

本堂には、本尊の釈迦如来立像、四天王像などが安置されています。

京都:東福寺の本堂

本堂横には、南北朝時代建築の重要文化財建造物である「禅堂」があります。

京都:東福寺の禅堂

禅堂は「選仏場・僧堂」ともいわれ、参禅の道場として、現存する最古最大の建物です。

京都:東福寺の禅堂

毎週日曜には坐禅会があるそうです。 ※日曜坐禅会は朝6時半より1時間(予約不要)。

こちらは「経蔵」。江戸時代・寛政5年(1793年)に再建されたもので、たくさんの経典が納められているそうです。

京都:東福寺の経蔵

こちらが開山堂(秋の看楓特別拝観)の入口。

京都:東福寺の開山堂入口

写真は2014年11月に撮ったものです。

東福寺の顔・三門は、鎌倉時代末期に一度焼失しましたが、室町時代に再建され、その後は豊臣秀吉・徳川家光などが諸堂を修復したそうです。

[京都] 東福寺(臨済宗大本山東福寺)

  • 住所:京都市東山区本町15丁目778
  • 電話:075-561-0087
  • 拝観時間:9:00〜16:00(4月〜10月末)、8:30〜16:00(11月〜12月初旬)、9:00〜15:30(12月初旬〜3月末)
  • 拝観料(通天橋・開山堂):一般400円(小中学生300円)、東福寺本坊庭園 一般400円(小中学生300円)
  • 御本尊:大日如来、曼荼羅(まんだら)諸尊
  • アクセス:JR奈良線・京阪本線「東福寺」駅より徒歩10分、市バス202,207,208系統「東福寺」バス停下車すぐ

参考・参照

臨済宗大本山 東福寺 -日本最古の最大級の伽藍
大本山 東福寺パンフレット

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