絶景!日本百名道・八幡平アスピーテライン!
四季を通じて絶景を楽しめる道路には名所がたくさん!
- 東北
- 2016.10.6 作成
四季を通じて絶景を楽しめる道路には名所がたくさん!
八幡平アスピーテラインは、1962年に秋田側からふけの湯までの有料道路が開通したのがはじまり。その5年後に盛岡側からの観光道路が開通し、1968年に秋田と岩手が車道で繋がり、日本有数の山岳ワインディングロードが誕生しました。※1992年から無料になりました。
〜車を持っていなくても、岩手側・秋田側共に路線バスで回れるようになっています〜
このページでは、秋田県側の八幡平アスピーテライン(県道23号線)を下り、観光スポットを紹介します。
秋田県側の道は、岩手側よりカーブが激しく、木々に囲まれダイナミックな眺望とはいきませんが、観光スポットや名湯が点在しています。
また、紅葉も、赤い色が少し多く見られます。
下りの急カーブが一旦終わると(20分ほどすると)、右手に「ふけの湯温泉」から上がる蒸気が目に飛び込んできます。
ふけの湯温泉から5分ほど進むと、今度は湯治場として大変有名な「後生掛温泉」の湯煙が見えてきます。
この後生掛(ごしょがけ)温泉の裏手に広がるのが「後生掛自然研究路」。
紺屋地獄、大泥火山など、さまざまな火山現象を間近で見ることが出来、景色も素晴らしい散策路です。
研究路沿いでは、撮影などで歩道を逸れないよう、注意が必要です。
後生掛温泉からすぐの場所(左手)にあるのは、大沼。
こちらの「大沼自然研究路」は、秋田八幡平を代表する景勝地です。
道路を挟み、大沼の反対側にあるのは八幡平ビジターセンター。※写真の右側に建物があります。
※この日は外壁改修工事中でしたので、また行くことがあったら差替えたいと思います。
八幡平アスピーテライン(県道23号線)を下った鹿角(かづの)市にあるのが、美人の湯で有名な「湯瀬温泉郷」。
その湯瀬(ゆぜ)温泉郷には「湯瀬渓谷セラピーロード」という散策路があります。
湯瀬温泉から小豆沢(あずきざわ)へ続く、約4kmの渓谷散策を楽しむことが出来ます。
10月下旬〜11月初旬にかけての紅葉も見事です!
湯瀬温泉にお泊まりの方も、花輪線で「鹿角花輪駅」まで出ると、路線バスで八幡平頂上へ向かうことが出来ます。
こちらは秋北バス「田沢湖行き」で1時間半ほどの「玉川温泉」のバス停。
アスピーテラインからは外れますが、「玉川温泉」も秋田県の秘湯。
湯治宿として、たくさんの人たちで賑わっています。
写真は2016年10月に撮ったものです。
八幡平アスピーテラインは、絶景山岳ツーリングとしてライダーやドライバーに人気の県道ですが、4月〜10月末までは路線バスも走っていますので、車を持っていない方やひとり旅にもおススメ!
トレッキングコースや遊歩道も充実しているので、バスの時間をしっかり頭に入れて歩くと、絶景スポットを(いくつか)うまく回ることが出来ると思いますよ!
参考・参照
▷ 八幡平山頂・藤七温泉エリア|八幡平市観光協会