黒板塀の通りを美しい桜と紅葉が包む町「角館・武家屋敷通り」
毎年100万人以上が訪れる桜まつり!紅葉時期も見逃せない!
- 東北
- 2016.10.21 作成
毎年100万人以上が訪れる桜まつり!紅葉時期も見逃せない!
みちのくの小京都・秋田県の角館は、美しい桜並木の有名な武家屋敷の町並みが保存されている歴史ある町。江戸時代から続く6軒の武家屋敷のある武家屋敷通りは、国の重要伝統的建造物群保存地区となっています。
JR角館駅。 駅を出て右側に「角館駅前蔵」があり、そちらでMAPをもらってから進みましょう!
お出かけ時期、雰囲気等の参考にしていただけたら嬉しいです。
※駅前を出て左手にある「花場タクシー」さんで、レンタル自転車を借りることが出来ます。
角館駅前から歩いて約20分。 セブンイレブン(左)前の信号を渡った辺りからが、武家屋敷通りです。
春には桜が迎えてくれる武家屋敷通り。 新緑や秋の景色もステキです。
最初に(右手に)見えるのは、仙北市指定史跡の「小野田家」。
伝統的な庭園が特徴の中級武士のお屋敷だそうです。
公開は、4月中旬~11月末まで。時間は9:00~16:30
京都庭園作法の植栽法を取り入れているという前庭(一部)。
紅葉のピーク前はオレンジ色に、ピーク時にはこの辺が真っ赤に染まるそうです。
おそば&稲庭うどんの「古泉洞」。
外国人観光客が足を止めて色づいた枝の写真を撮っていました。
こちらは、中級武士の屋敷として典型的な形を残す「岩橋家」。秋田県の指定史跡です。
桜の時期(4月中旬まで)を除き、通年公開されています。 時間は9:00~16:30
春のしだれ桜の美しい景色が想像出来る通り…
角館樺細(かばざいく)工伝承館。 こちらのしだれ桜も見事のようです!
※樺細工(かばざいく)とは、ヤマザクラ類の樹皮を用いて作られる工芸品。「茶筒」などが代表的な製品です。
漬物や味噌・醤油、地酒などを販売している「花上庵」。
その花上庵さんと青柳家の間の… 色づき始めた木々。 ピーク時の迫力はどれほどでしょう…!!!
10月中旬〜11月初旬まで、紅葉のライトアップが行われています。
道路に面して「のぞき窓」のついた黒塗りの子塀が特徴の「青柳家」は県指定史跡。
公開は、4月中旬~11月は9:00~17:00、それ以外は 〜16:00 | 料金は大人500円、中・高生300円、小学生200円
青柳家の隣にあるのは、同じく「のぞき窓」が付いた黒板塀が特徴で、現存する武家住宅の中でも最も古い「石黒家」。
公開は9:00~17:00(通年)| 料金は大人(高校生以上)300円、小・中学生150円
石黒家の先には平福記念美術館があります。
1本隣の通りには、県指定有形文化財の「松本家」もありますので、お時間のある方は是非…!
写真は2016年10月に撮ったものです。
紅葉時期(10月中旬〜11月初旬)は紅葉のライトアップが行われます(日没~22:00まで)。
また、角館といえば『桜』ですが、例年4月中旬~5月上旬にはさくら祭開催され(歩行者天国)、期間中は全国から100万人以上の観光客が訪れるそうです。
参考・参照
▷ かくのだて観光Navi > 観光案内所「駅前蔵」
▷ 角館ガイドマップ