一面黄金色!秋の八幡平黒谷地湿原コース
見事な黄金色に染まる湿原は圧巻の美しさ!
- 東北
- 2016.10.6 作成
見事な黄金色に染まる湿原は圧巻の美しさ!
八幡平トレッキングコースの1つ黒谷地湿原コースは、八幡平頂上と黒谷地バス停を結ぶ約5kmの中級者向け散策路。全ての道が整備されているわけではなく、所々ゴツゴツした石が転がっていたりするので、しっかりした装備で行くことをおススメします。
〜黒谷地バス停から八幡平頂上までの上りコースをご紹介します〜
JR盛岡駅から八幡平頂上行きのバスに乗り、黒谷地バス停で下ります。
お出かけ時期、雰囲気等の参考にしていただけたら嬉しいです。
こちらが黒谷地バス停。黒谷地の次が八幡平頂上。
黒谷地湿原入口は標高1438m。 ※見返峠の標高は1540m。
〜この日は台風翌日の為、道が濡れた写真が多くなっています〜
黒谷地湿原入口からは、しばらくなだらかな道が続きます。
二本の木道が延びる湿原…
15分ほど歩くと、黒谷地湿原に出ます。
中央に見える池溏(ちとう)は、火山からの噴出物が川の流れをせき止めて出来た池沼。
バス停に下りた際は晴天でしたが、突然雨模様に変わり、少し足下が悪くなりました。
山の天気は変わりやすいですので、雨に備えた準備も必要です。
非常〜にキツかった石だらけの上り坂。 ※源太森までは、長い長い上りが続きます。
晴れた日には(特に春・夏には)とても美しい景色が見渡せる「源太森」までの階段。
晴れていれば… この源太森からは、美しい八幡沼を望むことが出来ます。
源太森〜源太分れを過ぎると、八幡沼湿原が現れます。
黄金色に染まる八幡沼湿原。 ※青空の写真が撮れなかったことが悔やまれます。
八幡沼も、全く先が見通せない状態に…
八幡沼湿原は、標高1560mにある八幡沼の周囲に広がる湿原。
沼を囲むように散策路が整備され、雪解けから夏までは、ミズバショウ、ニッコウキスゲ等の高山植物が楽しめます。
晴れた日(翌日)の、山頂方面へ向かう道…
晴れた日に見る八幡沼。 ※黒谷地コースは、写真奥から茶色い(湿原)部分を通って来ます。
こちらは、3つの火山口が繋がって出来たといわれる「ガマ沼」。
ガマ沼から見返峠に向かう道は、下り坂。
八幡平山頂レストハウスは4月中旬~11月上旬まで営業。
八幡平見返峠からは、岩手富士・南部富士など、多くの愛称で親しまれる岩手山を望むことが出来ます。
写真は2016年10月に撮ったものです。
黒谷地湿原〜八幡沼湿原の紅葉は9月下旬にピークを迎え、10月を過ぎると一面黄金色に染まった湿原を見ることができますが、逆に、夏になると、木道の両脇に咲く花に迎えられながら歩くことになります!
参考・参照
▷ 八幡平山頂・藤七温泉エリア|八幡平市観光協会