江戸時代の面影が残る、中山道・木曽路「馬籠宿」
どこか懐かしい景色と全長600mの石畳の坂道
馬籠宿は、中山道43番目の宿場町で、江戸時代の面影が残る石畳の坂の街道。
全長600mの石畳(坂道)には格子造りの建物が立ち並び、参勤交代で多くの人が行き交った宿場時代を偲ばせます。
※以前は長野県でしたが、2005年越県合併によって岐阜県中津川市に編入されました。
馬籠宿上の入口を入った辺りから見た石畳の坂道(下り坂)。
お出かけ時期、雰囲気等の参考にしていただけたら嬉しいです。
風情ある石畳は、とても歩きやすく整備されています。
それほど急な坂道ではない為、下りでもゆっくりと歩くことができます。
写真は、馬籠宿のほんの一部です。
馬籠脇本陣史料館。
入館料:大人300円、小中学100円 営業時間:9:00~17:00
観光案内所の前の道。
赤いポストが目立つ馬籠郵便局。
坂の中心付近に立つ道案内。
土産処「下扇屋」さん。
木曽の民芸品を中心とした土産物が並びます。
清水屋資料館さんの前の道。カーブがとても美しく、特徴的な石畳です。
入館料:大人200円、学生100円
昔は直角曲がりだったそうです。 ※カーブになったのは明治時代から。
宿場の出入り口に必ず設けられたという「直角に折れる道=枡形」。
枡形(ますがた)は、街道を2度直角に折り曲げて外敵の侵入を防ぐのが目的。と言われています。
ここが車屋坂と呼ばれる坂。もうすぐ終点(馬籠宿下)です。
枡形の車屋坂横にある土産処「鈴見屋」さん。
車屋坂を下から…
最初の(入り口の)枡形。
馬籠宿下入口。
※馬籠宿上の入口から(お店等に立ち寄らず)およそ20分で下ることが出来ました。
中山道馬込宿石碑。江戸へ八十里半、京へ五十二里半と刻まれています。
写真は2016年2月に撮ったものです。
冬場ということもあり、閉まってる店が多く、あまり活気のある状態ではありませんでしたが、「馬籠宿」の雰囲気を感じるには十分な、全長600mの石畳(坂道)とステキな風景でした。
参考・参照
▷ 木曽馬籠宿 観光&マップ