ただ神に感謝する場所・伊勢神宮 外宮(豊受大御神)
ここまで生きてきたことを神様に感謝出来ることにも感謝…
伊勢神宮2つの正宮のうちの1つ 外宮(げくう)=豊受大神宮(とようけだいじんぐう)は、食物・穀物を司る神… 衣食住をはじめ、あらゆる産業の守り神… とされる『豊受大御神(とようけのおおみかみ)』がお祀りされています。
伊勢市駅を出て真っすぐ外宮参道を進むと国道32号に出ます。
お出かけ時期や、雰囲気の参考にしていただけたら嬉しいです。
表参道火除橋。左側通行厳守です。
火除橋を渡った左側(勾玉池方向)に手水舎があります。
手水作法一度汲んだ水で ① 右手 ② 左手 ③ 左手で口をゆすぐ ④ 残った水で柄杓を洗う…を全て行います。
写真は、伊勢神宮 外宮(境内)のほんの一部です。
第一鳥居。いよいよ伊勢神宮の森に入って行く!という感じで、少し気持ちが引き締まります。
とても気持ちのいい森… といった感じです。
ただ、ずーっとずーーっと白い砂利が敷き詰められている為、早い段階で足にくるかもしれません。
※東京の明治神宮ほどではありませんが、砂利敷の長い参道が続きますので、ヒールは避けた方がいいと思います。
第二鳥居を抜けると、いよいよ『正宮』のお姿が見える方面が… ちらっと見えてきます。
ご祈祷や御饌(みけ)を行う御殿「神楽殿」。お札やお守りの授与所でもあります。
正宮(しょうぐう)への道… ※本殿(正殿)のことを正宮と呼ぶそうです。
古殿地(こでんち)の先に「正宮」が見えてきました。
古殿地とは… 前の式年遷宮の際に「正宮」が置かれていた土地のこと。2013年の式年遷宮が終わった後、この場所(古殿地)を翌年の3月まで拝観出来たそうです。
手前の萱葺きの建物は「四丈殿」と思われます。
奥に見える金色の鰹木(かつおぎ)は… ご正殿の屋根かもしれません。
正宮「豊受大神宮」は、瑞垣・内玉垣・外玉垣・板垣と、4重の御垣(みかき)がめぐらされているそうです。
板垣南御門という鳥居で一礼し、御垣内に入り、外玉垣南御門という門の賽銭箱の前でお参りをします。
外玉垣南御門には白い幌(とばり)が下ろされている為、通常は内側の聖域部分はシルエットしか見れません。
ここではお願い事ではなく、感謝のみをお伝えします!
写真は2015年10月23日に撮ったものです。
正宮が見えて来た時の感動と気持ちの逸り具合は、これまでの参拝とは全く違うものでした。
お昼近くになると(平日でも)続々と参拝客が訪れます。静かに「日々の感謝」を伝えたい方は、早朝に向かうことをおすすめします。
参考・参照
▷ 外宮(豊受大神宮)|神宮について|伊勢神宮