日本人の心のふるさと・伊勢神宮「内宮」
日本の総氏神『天照大御神』に日々の感謝を伝える
伊勢神宮には、正宮・別宮・摂社・末社など、125もの宮社がありますが、皇大神宮(内宮)には、10ヶ所の別宮(わけみや)があります。ゆっくり参拝して1時間半。せっかくなので、神域を回りましょう。
天照大御神に手を合わせ、この階段を下りる時には、気持ちに何らかの変化があるのではないでしょうか…
お出かけ時期や、雰囲気の参考にしていただけたら嬉しいです。
ここまでは感謝の気持ちを伝えるのみでしたが、次はお願い事の出来る荒祭宮(あらまつりのみや)に向かいます。
お願い事が出来る最初の御宮(別宮)とあって、たくさんの人が長い時間お祈りをしていました。
写真は、伊勢神宮 内宮(境内)のほんの一部です。
荒祭宮(あらまつりのみや)は、内宮に所属する10の別宮のうち、第一に位するそうです。
荒祭宮でお願い事をした後は、少し離れてますが、風日祈宮(かざひのみのみや)に向かいます。
神楽殿の手前にある四至神(みやのめぐりのかみ)は、神域(神宮境内)を守る役割をしているそうで、手をかざすとほんわかと温かいそうです。
神楽殿・正面の道を入ると、風日祈宮(かざひのみのみや)に続きます。
五十鈴川にかかるこの橋は、風日祈宮橋(かざひのみのみやはし)といわれています。
風日祈宮(かざひのみのみや)。他から離れていることもあり、タイミングによってはゆっくり見ることが出来そうです。
風雨をつかさどる神、級長津彦命(しなつひこのみこと)と級長戸辺命(しなとべのみこと)をお祀りしています。
5月と8月の2回、風雨の災害がないよう、五穀が豊かに実るよう祈願する風日祈(かざひのみ)祭が行われるそうです。
屋根の鰹木に陽が差し、キラキラと光輝いていました。遷宮が終わったばかりなのでとてもキレイでした。※2015年
元々「風神社(ふうじんのやしろ)」と呼ばれていた「社」が宮号をもつ「風日祈宮/別宮」となったのは、鎌倉時代だったそうです。
正宮、荒祭宮、風日祈宮を回り、ここで初めて御神札授与所や神楽殿に寄るといいでしょう。
授与所(社務所)の角を曲がり、参集殿へ向かう道。
参集殿には、玉砂利で疲れた足を休められるベンチが多くあり、無料でお茶がいただけます♪
参集殿を過ぎたあたりに、もう一つの(小さめの)手水舎がありました。
おそらく… 紅葉の時期にはとても美しい景色が見られると終われます。
写真は2015年10月23日に撮ったものです。
最初に宇治橋を渡ったのが(平日の)12時前。そして再び宇治橋を渡り聖域から日常の世界へ出た(戻った)のが14時過ぎくらいだったかと思います(1人で参拝)。予想以上の広い敷地に玉砂利の道が延々と続き、運動不足にの自分には非常に険しい道のりでしたが、神様に試されてる感じがして、最後までなんとか頑張ることができました。
お腹がすいたら、
おはらい通りへ!
参考・参照
▷ 内宮(皇大神宮)|神宮について|伊勢神宮