夜の国や海原を治める月の神「月夜見宮」
市街地と思えない静けさに包まれ、月に思いを馳せる…
月夜見宮(つきよみのみや) は、天照大御神(あまてらすおおみかみ)の弟神である月夜見尊(つきよみのみこと)をおまつりする外宮の別宮。伊勢市駅・外宮から徒歩10分ほどの場所にあります。
県道37号線沿いではなく、1本入った所に入口(鳥居)がありました。
お出かけ時期や、雰囲気の参考にしていただけたら嬉しいです。
参道が極端に短く、鳥居をくぐるとすぐ社殿が見えます。手水舎は右手に。
写真は、月夜見宮(境内)の一部です。
社殿は、外宮に準じ、外削ぎの千木と5本(奇数)の鰹木を持つ萱葺の神明造で、南に面しているそうです。
ご祭神の月夜見尊(つきよみのみこと)は、天照大御神の弟神で、内宮・別宮「月讀宮」におまつりされている月讀尊とご同神。ただ、こちらでは月夜見尊の文字が用いられているそうです。
社殿の両脇の奥まった場所にもなにかお社のようなものがあり(2ヶ所)、地元の人が熱心にお参りしていました。
写真は2015年10月23日に撮ったものです。
こちらは、月讀宮・倭姫宮と違い、森の中ではなく市街地内にある為、それほど神聖な空気を感じることができないかも?しれませんが、最後に訪問する場所…ということもあり、達成感があるのでは… と思います!
参考・参照
▷ 月夜見宮|外宮(豊受大神宮)|伊勢神宮