戦没者を祀る・東京で一番スケールの大きい神社「靖国神社」
東京に来たら、一度は訪れ手を合わせたい場所
戦死、戦傷病死をした軍人、軍属とそれに準じる人々を主な祭神としてお祀りしている「靖国神社」。明治2年に招魂社として設立され、79年現名(靖国神社)に改称。新たな戦死者が出るたびに「祭神」に加える合祀の手続きが行われるそうです。
靖国通りと内堀通りの交差点(九段下駅6番出口)付近から見える靖国神社。
お出かけ時期や、雰囲気の参考にしていただけたら嬉しいです。
この辺から見ると「大都会の大神社に来た」とう感じがします。
第一鳥居(大鳥居)は、戦友たちの奉納により昭和49年(1974年)に再建されたもので、高さは25mあるそうです。
第一鳥居の手前に鎮座する狛犬は首回りが太い鳩胸タイプで、昭和41年(1966年)建立されました。
写真は、靖国神社(境内)のほんの一部です。
大正10年(1921年)日本一の大鳥居として誕生。しかし、長年の風雨で損傷が激しくなり、昭和18年撤去されたのだそう。
こちらは第二鳥居。明治20年(1887年)に建てられました。
青銅製の鳥居としては日本一の大きさだそうです。
大手水舎。昭和15年(1940年)にアメリカに在住する日本人の方々から奉納されたという、とても大きな手水舎。※手水盤は花崗岩で作られていて、重さが18トン以上あるといいます。
「神門」は昭和9年(1934年)に建てられたもの。中央の扉に付いている直径1.5メートルの菊花の紋章が見事。
桜の時期の「神門」。
この菊花の紋章をバックに写真を撮る人をよく見かけます。とても大きくて圧倒されます。
こちらが1901年(明治34年)に建てられた「拝殿」。その奥が「本殿」。
本殿は撮影禁止。カメラ(スマホ)を向けると、すぐに警備員が走ってきますので、ご注意ください。
通常はこの拝殿で参拝します(本殿には入れません)。
菊花の紋章が入った白い御幕がどれだけ大きいか分かると思います。
拝殿の向こうに見えるビルは、法政大学。
正面は到着殿、右手は参集殿(昇殿参拝する方々の受付&控え室)。
神霊を慰めるための能や日本舞踊などが行われる能楽堂。
写真は2014年〜2016年に撮ったものです。
参考・参照
▷ 靖国神社