変貌を遂げる東京を辿る!江戸東京博物館☆東京ゾーン
文明開化から東京大空襲・東京五輪・ルーズソックスまで…
東京ゾーンは、明治時代初期の東京から始まります。「脱亜入欧」をキャッチコピーに掲げ、欧米の文化を積極的に取り入れながら発展を遂げる様子を見ていくことができます。
東京ゾーンの入口には「朝野新聞社」の実寸模型があり、実際に乗れる人力車やダルマ自転車が人気です。
お出かけ時期や、場所等の参考にしていただけたら嬉しいです。
写真は、江戸東京博物館・東京ゾーンのほんの一部です。
日本橋から見た朝野新聞社前。 みなさんとても楽しそうに写真撮影をしている様子。
朝野新聞社は、銀座にあった新聞社。
市民文化と娯楽エリアにある「鹿鳴館」。床下に展示されていて、ガラス越しに上から見るようなスタイルになっています。
毎時00分、20分、40分に、模型の一部が動き、社交場の様子を見ることができます。
こちらは明治10年代後半の銀座煉瓦街の様子。 毎時06分、26分、46分に動きます。
この銀座煉瓦街は、関東大震災でほとんどの建物が倒壊・焼失したそうです。
ニコライ堂も、毎時03分、23分、43分に模型が動きます。
ここから先、2015年のリニューアル時に改修された(なくなった)展示物があるかもしれません。
モダン東京エリア。
昭和初期に登場した「円タク」。東京の市内を1円均一で走っていたそうです。
自動電話という名の公衆電話ボックス。
キリンビールが発売されたのは明治21年頃だったそうです。
三越にあったという、巨大な双六。 靴を脱いで上がれるようになっています。
モダン東京の隣は、空襲と都民エリア。
こちらでは東京大空襲に関する資料が多数展示されています。
戦時下の生活の展示。
空襲が本格化する前の東京都内の一般的な住宅を再現したものだそうです。
爆風や衝撃でガラス等が飛び散らないよう、どの家の窓にも紙テープが…
当時の自転車等も展示。 パネルの写真ではスポーツの様子が紹介されていました。
東京大空襲の凄惨さを物語る、ちょっと怖い防空演習ポスター。
空襲と都民エリアの中央には、風船爆弾の模型が… 壁際には空襲で曲がった鉄骨や焼夷弾のレプリカ等が展示されています。
和紙をこんにゃく糊で張り合わせた簡素な造りの「風船爆弾」は、9300個のうち300個がアメリカ本土に到着し山火事などの被害をもたらしたそうです。
写真は2014年と2016年に撮ったものです。
東京大空襲・アメリカの占領を経て…
オリンピックから現代まで…!
参考・参照
▷ 江戸東京博物館
▷ 江戸東京博物館パンフレット