黒漆塗りが新鮮で美しい!江戸時代の学問所「湯島聖堂」
中国様式の聖堂で、江戸時代の学問所の面影を感じる
湯島聖堂は、元禄時代、5代将軍徳川綱吉によって建てられた孔子廟。
1797年(寛政9年)に「昌平坂学問所」を開設した由緒ある聖堂で、江戸時代の学問所の跡… とういうことになるそうです。
※聖堂(せいどう)とは、聖人、君子を祭った祭礼の場、祠、廟のこと。
JR御茶ノ水駅よりすぐ。聖橋を渡り切った辺り… 右下に築地塀(ついじべい)が見えます。
お出かけ時期や、雰囲気等の参考にしていただけたら嬉しいです。
300年以上の時を経てもしっかり残ってるという築地塀(ついじべい)添いを下ると正門。
湯島聖堂の正門「仰高門(ぎょうこうもん)」。
9時半〜17時まで完全に出入り自由のようです。
その「仰高門」から覗く(先の)景色。
都会の真ん中にいることを忘れさせてくれるほどの… 静かな世界が待っています。
右手に斯文会館(事務所)があります。
写真は、湯島聖堂のほんの一部です。
曲がり角の右手奥に、巨大な「孔子の銅像」が立っています。
とても大きな銅像。 孔子像としては、世界一の大きさだそうです。
孔子銅像から少し先に進むと、聖橋から見えていた「築地塀」の内側を通るかたちになります。
階段を上った右手にあるのが「入徳門(にゅうとくもん)」。
「入徳門」の先には、「杏壇門(きょうだんもん)」、そしてその先に「大成殿」が少しだけ見えます。
この入徳門(にゅうとくもん)は、聖堂内で唯一の木造建造物。 木鼻の彫刻は、獏のようです。
写真は2014年〜2016年の間に撮ったものです。
それほど広くはない敷地内に建物が点在し、全体的に緑に覆われている感じになっている湯島聖堂。
蚊や小虫が多く見受けられますので、気になる方は、虫除け対策をしてからお出かけください。
黒がすごい! 杏壇門と大成殿
参考・参照
▷ 史跡 湯島聖堂