寺町谷中の風情を伝える・観音寺の築地塀
谷中のもう一つの顔・寺町の風情を楽しむならまずココ!
谷中の「観音寺」の横の道を入ると… 趣のある築地塀が現れます。
谷中の風情を伝えるシンボルとして有名ですが、関東大震災で一部が崩壊し、修復を経て現在の姿になったそうです。
和泉屋石材店の横の道を入り、諏方台通りをしばらく行くと、観音寺の山門が見えて来ます。
お出かけ時期や、雰囲気等の参考にしていただけたら嬉しいです。
そこから少し先へ進み、この「谷中五丁目2」の角を右に入ると「築地塀」があります。
観音寺境内の南側にある延長約38m続く土塀。
1992年度に台東区のまちかど賞を受賞しました。
土と瓦を交互に積み重ねて作った土塀(練り塀)の上を屋根瓦で葺いたもの。
日傘がよく似合います。
日差しも… よく似合います。
国登録有形文化財(建築物)にも指定されています。
お寺が多い谷中の中でも、特に風情のある場所として人気です。
お向かいにある「長安寺」さんの塀にも、珍しい模様が…
江戸時代には、大名屋敷や寺院でよく見られたようです。
高さは約2m。1772年(明和9年)の火災で灰燼に帰した後,文政年間頃に再興されたそうです。
築地塀の真ん中ら辺にある扉は「潜り戸」というそうです。
外国人観光客(親子)が楽しそうに写真を撮ってる姿が印象的でした。
写真は2015年5月と2016年7月に撮ったものです。
浅草に並ぶ江戸有数の寺町のあった当時の面影を伝える築地塀。
谷中散策時には、是非お立ち寄りください!
参考・参照
▷ 築地塀【観音寺】|TAITOおでかけナビ ※台東区役所観光課
▷ 観音寺築地塀|文化遺産オンライン