清水観音堂で子育て・子授け祈願!
浮世絵に描かれた「月の松」を見るだけでも価値あり!
江戸時代の浮世絵師、歌川広重の名所江戸百景で描かれた「月の松」が復活した「清水観音堂」。
ご本尊は千手観音。子育観音も祀られていで、子育て・子授けの寺として有名だそうです。
上野公園に(京成上野駅側から)入り、さくら通りを歩いていくと、最初に見えて来るのが「清水観音堂」。
お出かけ時期や、雰囲気の参考にしていただけたら嬉しいです。
寛永8年(1631年)に京都の清水寺を模して建立されたそうです。
高台にある境内に行く階段は2カ所。 ※こちらは駅側の階段。
こちらは公園側の階段。 意外と急な階段でした。
「安産祈願」「子授け祈願」というのぼりが…
下りも(足の悪い方には)少々キツいかもしれません。
清水寺を模して作ったという舞台づくり部分。
渡り廊下の下が参道となります。
こちらは西郷隆盛像の先に見える入口。
その入口を通り過ぎても、次に参道入口があります。
本堂の扁額と鰐口(わにぐち)。
平日に見られるのは、ほぼ外国人観光客のようですが…
御本尊は比叡山の恵心僧都の作といわれる千手観音菩薩。
本堂の中は残念ながら撮影禁止でしたが、いろんな貴重なモノが見られます。
脇本尊には子育観音(別名・子授観音)があり、昔から多くの信者を集めているそうです。(撮影禁止)
本堂前の舞台づくり部分。
その真ん中ら辺にあるのが「月の松」。 松を月に見立て、枝を曲げてこのような形になるようです。
明治初期の台風で消失し、2013年12月に150年ぶりに復活したものだそうです。
公園散歩に出かけたママさんや子授けを願う女性の方に立ち寄ってもらいたい寺院です。本堂の中は撮影禁止ですが、あの狭い空間にいろんなモノが飾られてありましたので、是非中に入って見てください。
写真は2014年〜2016年の間に撮ったものです。
清水観音堂のお向かいにあるのは
赤い鳥居が連なる 花園稲荷神社 です!
参考・参照
▷ 清水観音堂
▷ 清水観音堂|寛永寺の諸堂