大人だからこそ分かる!楽しい!国立科学博物館の『地球館』
2015年リニューアル以降訪れてない人は、是非再訪ください!
2004年(平成16年)にオープンした国立科学博物館の「地球館」。恐竜の模型や哺乳類の剥製が有名ですが、地球上に誕生した生命や人類の進化が時代を追って紹介され、科学技術の発展が分かる展示もあり、ゼロ戦や自動車等も展示されています。
2015年に改修工事が行われ北側部分が生まれ変わった「地球館」。
写真はキレイに撮れていませんが、館内の雰囲気等の参考にしていただけたら嬉しいです。
地球館1F 以前海のフロアだったのが、地球史ナビゲーター というフロアに。
宇宙誕生から現在までの歩みを映像や標本で学べるコーナー。
宇宙史・生命史・人間史の3つのテーマで物語が進んでいきます。
写真は、館内のほんの一部です。
海洋生物の多様性 エリア。 熱帯や温帯など、さまざま海中の様子をジオラマで展示。
海洋生物の多様性 エリアは、通路の広さや照明等を工夫し、デートができる展示室を目指して作られたそうです。
陸上生物の多様性 エリアでは、マングローブ林・熱帯雨林・湿原・温帯林など… 特殊な環境下に生きる生物を展示。
巨大な骨格標本がいくつも天井から吊るされています。
左からキリン・マッコウクジラ・ナウマンゾウ等の骨格標本。
こちらは「系統広場」エリア。 標本や模型がたくさん展示されています。
地球館2F 以前実験コーナー等があった2Fは「科学技術で地球を探る」というフロアに。
水循環変動観測衛星「しずく」に搭載されたセンサ「AMSR2」の試験モデル。 ※JAXA提供
震源の位置を推測しよう ー 震源地を推定するゲーム感覚の体験アトラクション。 ※JAXA提供
科学と技術の歩み… エリア。
江戸時代の人形から第二次世界大戦で使用された零戦まで、さまざま…
21世紀、これからの科学技術に求められるもの… という科学技術年表。
2011年で終わっていますが、今後増えて(長くなって)いくのでしょうか…
ネットワークの始まり… というコーナーの「旧国鉄みどりの窓口」の様子や大型電子計算機等。
宇宙空間にて様々な実験を行った装置「宇宙実験・観測フリーフライヤ」。
大正14年に製造された日本の初期の国産自動車「オートモ号」。
偵察用として座席が2つに改造されたという「零式艦上戦闘機二一型・改造複座機」。
1972年に海底から引上げられ、1973年に回収・復元されたものを日大教授が購入し、後に上野博物館へ寄贈したものだそうです。
写真は2014年と2016年に撮ったものです。
上野の「国立科学博物館にゼロ戦が展示されている」とうことを知らない人がまだ多いかもしれません。東京では、こちらと 靖国神社の「遊就館」 の2カ所のみです。
世界館3Fにある
動物たちの剥製標本の数がすごい!
参考・参照
▷ 国立科学博物館
▷ 国立科学博物館パンフレット