自然の力を感じる!秋田八幡平の後生掛自然研究路
地球のエネルギーを感じられる素晴らしい景色!
- 東北
- 2016.10.7 作成
地球のエネルギーを感じられる素晴らしい景色!
後生掛自然研究路は、後生掛温泉旅館前からスタートする、一周40分ほどの散策路。紺屋地獄、大泥火山、大湯沼など、様々な火山現象を間近に見ることが出来る、湯煙と硫化水素の香りが広がる散策コースです。
後生掛温泉旅館横の道を入ります。
お出かけ時期、雰囲気等の参考にしていただけたら嬉しいです。
この、少し急な坂を上り切ると、噴火口地帯と、その奥まで続く湯煙が見えてきます。
周囲一体に漂う湯煙と硫化水素の香りが、特別な空間に入ったことを感じさせてくれます。
しばらくは、勢いよく上がる湯煙を右手に見ながら… 上りの階段が続きます。
坂の上に見えるのは、しゃくなげ茶屋。※こちらでも「黒たまご」を買うことが出来ます。
休むことなく沸き出る大噴煙。 ※コース沿いにある川にも熱湯が流れているそうです。
この岩の先(下)にある二つの大噴泉を「オナメ・モトメ」と言います。
原始的な火山の見本… とも言われている紺屋地獄(右下)。
この大噴煙を見ていると、後生掛温泉が昔から人気があるのが分かる気がします。
紺屋地獄の先にあるのは小坊主地獄。
大湯沼と泥火山への道が分かれていますが、先に大湯沼に行くといいと思います。
小坊主地獄の泥は、黒みが薄く、灰色に近い色をしているのが特徴。
高台に見える東屋の先が、大湯沼です。
1949年、世界平和を祈念して立てられた「十字架岩」。
大湯沼は、紺屋地獄のような池がたくさん集まって出来たもの。
大湯沼沿いには、高台の東屋の他にベンチが2つあります。
静かに立ち上る湯気が、幻想的に見える時も…
その大湯沼、少し近くまで行ける道があります。
※以前は一周回れたそうですが、現在は途中で通行止めになっています。
少し高い場所から見る大湯沼。 東屋方向から見てるのとは、また雰囲気が違って見えます。
ここから通行止め。 山の先は、玉川温泉方面です。
写真には全体が入りませんでしたが、もっと上から見たらハート形に見えるかも… と思えるような形でした。
活発な活動を続けている西側の沼は、水温が83℃以上もあるそうです。
東屋から来た道を振り返ると、しゃくなげ茶屋がとてもかわいらしく見えます。
泥湯が沸騰し、噴煙が勢いよく立ち上るのが特徴の大湯沼。
沼の周辺は、噴湯・噴泥の活動が激しく、以前一周出来た園路が、現在は陥没し通行止めになっています。大変危険ですので、絶対に近づかないでください。
戻る道の途中に「泥火山」への道がもう一つあります。
道の途中には、マッドポットと呼ばれる熱水泉に泥や粘土が混じった泥水泉がいくつも見られます。
※この日は日が暮れた為「泥火山」へは行きませんでしたが、日本一の泥火山(ミニチュア火山)、是非見に行ってください!
こちらは透明なPH1.8の強酸性の湯が噴出するのが特徴の中坊主地獄。
後生掛温泉名物「黒たまご」。散策後など、少し小腹が減った時等に、最高です!
写真は2016年10月に撮ったものです。
多少上り下り(階段)がありますが、全ての道が舗装路な為、比較的ラクに歩けるコースになっていると思います。遊歩道を歩いた後、古くから湯治場として人気のあった後生掛温泉の日帰り入浴をされるのもおススメです!
出典秋田八幡平総合案内2016
参考・参照
▷ 後生掛自然研究路 案内MAP