旧岩崎邸庭園で明治時代の財閥の力を感じる
定樹齢400年以上の大銀杏も必見!
上野公園(不忍池)の南西側に位置する「旧岩崎邸庭園」は、明治29年に三菱財閥の創業者・岩崎彌太郎氏の長男(久彌 / 三菱3代社長)の本邸として建てられたもので、現在は当時の1/3の敷地が残り、洋館・和館・撞球室の3棟と芝庭が公開されています。
不忍池の南西側にある不忍通りの「不忍池西」信号からすぐの場所(1本入った所)にあります。
お出かけ時期、雰囲気等の参考にしていただけたら嬉しいです。
緩い砂利敷きの坂を上った先にサービスセンター(チケット売り場)があります。
1896年(明治29)に完成したという洋館。木造2階建で、地下室もあるそうです。
まずは、この洋館から入るようです。 ※靴を脱ぐ必要がある為、靴下必須です。
写真は、旧岩崎邸庭園のほんの一部です。
洋館1階。
この洋館では、岩崎家の集まりや、外国人・賓客を招いてのパーティー等が行われていたそうです。
岩崎久彌の家族写真。
2階は、ホールと客室。
列柱の並ぶベランダ。
ベランダから見た芝庭(一部)。
洋館を見終えると(順路は)和館へと続きます。
和館のお抹茶席&お土産コーナー。
当時の和館は、洋館以上の広さ(建坪550坪)だったそうですが…
現在は大広間の1棟だけが残っています。
広い芝庭の隅にある庭園。
とても大きな石灯篭。
庭園から見た洋館。
芝庭には、ベンチと木製テーブルセットが用意されています。
撞球室(ビリヤード場)は、洋館から地下道でつながっているそうです。
サービスセンターの後ろに立つ巨木、推定樹齢400年以上の大イチョウ。
幹周りは約7m、樹高は約30mあるそうです。
他にもある岩崎家ゆかりの都立庭園…
写真は2017年7月に撮ったものです。
昔は、1万5,000坪ほどの敷地に20棟の建物があったとされる岩崎邸。現在は1/3ほどの敷地で建物は3棟しか残っていませんが、洋館・和館共に中を見学することが出来ますので、上野公園(不忍池)の散策の後、立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
参考・参照
▷ 旧岩崎邸庭園|公園へ行こう! ※東京都公園協会
▷ 旧岩崎邸庭園|庭園へ行こう。 ※東京都公園協会
▷ 旧岩崎邸庭園パンフレット