駅近なのに意外と静か「旧芝離宮恩賜庭園」
紅葉時期:11月下旬〜12月中旬
1979年に「国の名勝」に指定された旧芝離宮恩賜庭園は、JR浜松町駅のすぐ横にあり、池を中心とした典型的な江戸庭園である「回遊式泉水庭園」を静かに楽しめる、都立庭園の中でも穴場的なスポット。一般150円という入園料も魅力です。
旧芝離宮恩賜庭園は、JR浜松町(北口)から徒歩1分。入園料は一般 150円、65歳以上 70円。
お出かけ時期、雰囲気等の参考にしていただけたら嬉しいです。
池を中心とした回遊式泉水庭園で、江戸初期の大名庭園として今も東京に残っているのは、小石川後楽園とここだけだそうです。
周囲は、首都高速やJR線・モノレールの線路、オフィスビル等に囲まれています。
大泉水。少し先に見えるのは「浮島」。
敷石が特徴的な州浜(すはま)に立つ雪見灯籠。
こんもりした小山には、梅林と松。
少し進むと、大山という見晴らしのよい山があります。
園内が一望できる景勝地「大山」。階段がとてもゴツゴツしていて上り下りが意外とキツいかもしれません。
大山から見た大泉水(入口方面)。
大山から見た、もうひとつの小山と大泉水(蓬莱山方面)。
大山から下りる際の石段が少し危ないかもしれません。 ※雨の後はお気をつけください。
大山を下りると、苔が目を引く大きな石組が…
渓流を流れる滝をイメージしたといわれる「枯滝石組」。
中国・杭州にある西湖の堤を模した石造りの堤「西湖の堤」。
西湖の堤から続くのは「中島(なかじま)」。
中島の石組は、中国の思想上の霊山「蓬莱山」を表しているそうです。
中島から先に架かる橋は「八ッ橋」。 その先には東屋があります。
東屋付近から見る弓道場/竹芝通り方面。
東屋付近から見る東京ガス/浜松町駅連絡通路方面。
一周し… サービスセンター手前に戻って見える景色。
小池の手前には、パンフレットの表紙になっている「藤棚」があります。
写真は2016年12月に撮ったものです。
旧芝離宮恩賜庭園は、紅葉する木は "ハゼの木が3本" ということで、イチョウもカエデ(モミジ)もない為、それほど美しい紅葉風景は期待していませんでしたが、もう少し早く、天気のいい日に訪れたら、今回より少し美しい写真が撮れるかもしれない… という印象でした。
参考・参照
▷ 旧芝離宮恩賜庭園|公園へ行こう! ※東京都公園協会
▷ 旧芝離宮恩賜庭園|庭園へ行こう。 ※東京都公園協会
▷ 旧芝離宮恩賜庭園パンフレット