小市松模様の敷石が珍しい!東福寺・本坊庭園
日本庭園の革命児が手がけたモダンで斬新な「八相の庭」
東福寺の本坊庭園は、重森三玲の代表作で、4つの枯山水で構成されています。
2014年に75年前に完成した当初の姿が復元され、当初の砂紋も再現され、国指定名勝に登録されました。 ※枯山水→水を用いず、地形や砂礫・石のみで山水を表現する庭園の形式。
廊下を進み、庭園が見えた時、誰もがその場に立ち止まって写真を撮ることでしょう。
お出かけ時期、雰囲気等の参考にしていただけたら嬉しいです。
上の写真と同じ場所に立って撮った景色です。 ※朝日のおかげで日陰が…
朝早く行くと、南庭は日陰になります。
75年前の姿を復元したと言われる「砂紋」の一部。
平日の午前中から、庭園の前に座り、南庭(八海)を眺めながらゆっくりする人たち…
写真は、東福寺 本坊庭園の一部です。
本坊庭園から見える「通天橋」。11月中旬以降は、真っ赤っかになるそうです。
こちらが通天橋方面の紅葉を堪能出来る、方丈の「通天台」。
ピーク時に行くと、あまりにも多くの人が乗り、ギシギシして少し怖い… という声も。
通天台の先にある「北庭」には、有名な市松模様の敷石が…
小市松模様の庭園は、日本の京都を代表する庭のひとつ。
北庭の一部。
北庭側の廊下。 静かに歩いていても、ミシミシ… と鳴る音が、とても心地がいいです。
ぐるっと一周して、入った場所(廊下)に戻ります。
南庭の中央が「恩賜門」、手前左の石が「壺梁(こりょう)」、右側が「方丈」というそうです。
写真は2014年11月に撮ったものです。
参考・参照
▷ 臨済宗大本山 東福寺 -日本最古の最大級の伽藍