灯籠の数に圧倒される… 世界遺産「春日大社」
風情ある石燈籠、神秘的な吊灯籠、朱色が美しい廻廊は必見!
春日大社は、奈良に都ができた頃(768年)、国の繁栄と国民の幸せを願って創設された奈良県奈良市にある神社。旧称は「春日神社」。境内周辺の石灯籠、朱塗りの美しい回廊、多くの吊灯籠、珍しい樹木などが有名です。
石灯籠の多さが目につく春日大社。中には吊灯籠が1000基ほどあるそうです。
お出かけ時期、雰囲気等の参考にしていただけたら嬉しいです。
この参道沿いには、約2000基の石燈籠が並んでいます。
南門の前にも石灯籠がズラリ。とにかくすごい数です。
特別参拝は500円。
写真は、春日大社(境内)のほんの一部です。
参拝前に、この「祓串(はらえぐし)」で自分の罪や咎(とが)を祓うそうです。
※咎(とが)=人から責められたり非難されたりするような行為。過ち。
春日大社の大杉… 樹齢800~1000年といわれています。
周囲は8mを超え、高さは25mにもなるそうです。
2015年まで「中門・御廊」は修理中でした。 ※2014年撮影
順路に沿って進んで行くと、美しい回廊が続きます。 ※東回廊
この北回廊の長さは27メートル。
吊灯籠は、桃山〜江戸時代のものも多く、一般国民から奉納されたものだそうです。
漢字を見て回るのも楽しいかもしれません。
反対側の回廊には、延命長寿の幟がたくさん…!
左側の建物は、直会殿(なおらいでん)。
こちらの(屋外の)吊灯籠も、とても雰囲気があります。
大杉の隣には、樹齢600年ほどの柏槙(ビャクシン)の木が建物の屋根に突き刺さっています。
直会殿の屋根を突き破って伸びている柏槙(ビャクシン)の木。
2014年からお目見えした鹿の絵馬は、奈良の木を使用して作られ、雄と雌の2種類あります。
価格は一枚800円。目・鼻・口などは、各自が書き込むようですね。
参拝を終えて外に出ると、別方向にもまた石灯籠がズラリ。
その先には、奈良県内で一位二位を争う巨木「若宮大楠」があります。
写真は2014年11月に撮ったものです。
神様がお鎮まりになる山… と崇められている御蓋山(みかさやま)山腹の傾斜地(西麓)に造営されている「春日大社」。参道に並ぶ多くの石燈籠には風情があり、吊灯籠は神秘的。そんな、鮮やかな朱色が美しい春日大社。日本人なら一度は訪れたい神社です。
参考・参照
▷ 世界遺産 春日大社 公式ホームページ